大きな飛躍を

■3月12日(火) 、令和5年度卒業証書授与式を挙行しました。
いつもは明るく、元気な様子が特徴の3年生ですが、この日は少し緊張気味です。インフルエンザ流行の影響もあり、練習時間がしっかりと取れない中での実施となりましたが、緊張感が良い方向に働き、厳粛な卒業式となりました。

■あいにくの雨模様となってしまいましたが、「雨降って地固まる」の言葉があるように、卒業生のみんなには、 足元をしっかりと固め、大きく飛躍してくれる姿を期待します。

■扱いが変更されたとはいえ、新型コロナウイルス感染症が完全には収束したとは言えない中、式の挙行にご理解、ご尽力、そしてご参集くださったすべての方々に、心より感謝申し上げます。

卒業式に向けて

■県立高等学校の一般選抜を終えた3年生にとって、中学校生活はあとわずかとなりました。3月7日より卒業式に向けての練習がスタートしました。練習期間は3日。短期間ですので、一人ひとりの集中力が問われます。

■皆で素晴らしい式にできるよう、明日も頑張りましょう。

あなたは大丈夫?「スマホ教室」

■最近、若年層、それも中高生がトラブルや事件に巻き込まれるという報道を見聞きすることが増えました。それらの事案には直接、間接的にスマートフォンが関係することも多いようで、意図せず巻き込まれるケースも後を絶たない状況です。
■2/26(月)、長浜警察署でそのようなトラブルの相談に乗っていただいている方を講師としてお招きし、3年生対象のスマホ教室を実施しました。

■スマートフォンを使っていると、日常でも誤解や思い違いがしばしば起こります。このような直接確認することで解消できるようなトラブルもありますが、安易に近づいて大きなダメージとなるのがスマートフォンを使って行われる犯罪です。
■見知らぬ相手に無警戒なまま自分の情報を教え、写真や金品などを要求されて被害者となってしまったり、「簡単にお金が稼げる」などの甘い言葉に騙され、詐欺などの犯罪に加担させられてしまうケースなど、具体的にどのように巻き込まれていくのかを教えていただきました。

■3月には卒業し、今より広い社会に飛び出す3年生にとって、決して他人事ではないお話を聞かせていただくことができました。便利な道具、身近になった道具だからこそ、使い方にはしっかりとした理性と判断を。

琴線に触れる

■3連休明け、空は抜けるような青空でしたが、晴れた分、朝は何時にも増して冷え込みました。日陰は日が昇ってからもうっすらとした霜がなくなりません。

■そんな凛とした空気の中、今日2月13日は、1年生音楽科では筝(そう)を学びました。厳密には「筝」は「琴」とは違う楽器とされていますが、同じイメージでとらえる人が多いようです。今回は3名の先生をお迎えし、和楽器の音色を楽しみました。

■先生の説明や指示をしっかりと聞き、みんなで「さくら」を合奏したり、先生方の演奏「春の海」を聞かせていただくなど、とても興味をもって取り組むことができました。

■最後には講師の先生から「琴線に触れる」のお話を聞かせていただき、感動する体験のすばらしさを教えていただきました。ひょっとすると、今日学んだ1年生の中から、筝や琴を趣味として楽しむ人が出てくるかもしれませんね。

北陸の皆さんを応援します

■積雪による臨時休業明けの1月26日、生徒会役員たちが、学区内の道の駅や商業施設の一角をお借りして能登半島地震で被災された方々を応援するための募金活動を行いました。

■直接、自分たちの力をお貸しすることはできないけれど、何かできることはないか・・・。」その思いから相談をして実行することを決めた募金活動。
■募金という支援に加えて、地域の人々に被災された方々の生活に関心を持ってもらったり、自分たちも含めて防災や災害への備えに取り組んでもらいたいという思いも持っています。

■協力いただき、声をかけていただいた地域の皆さん、快く場所を提供いただいた事業所の皆さん、どうもありがとうございました。

授業を再開しました

■この冬一番ともいわれる寒波がもたらした雪は滋賀県でも各地で生活に影響を及ぼしています。本校でも1月24日(水)朝から降り続いた雪により、通学時の生徒の安全確保が困難となったことから、昨日1月25日(木)を臨時休業としました。
■今回は、短時間のうちにかなりの降雪量に達したため、校地内の除雪作業も間に合わないほどでしたが、職員作業に加えて長浜市の除雪担当の方々のご助力もあり、本日1月26日(金)朝より授業を再開することができました。

■かなりの遠方から徒歩 や自転車を押しながら登校してくる生徒を見ていると、雪にも負けないたくましさを感じます。
■また、今回はバスを利用して学校に通う生徒たちのために、バスの運行についても大変ご協力をいただきました。事業所の皆様、ありがとうございました。
■地域の多くの方々の支援があって学べていること、家庭の温かい協力があってこそ、安心して生活ができていることを生徒たちも再確認したのではないでしょうか。

いのちと性の学習(1年生)

■1月15日に続き、18日には1年生を対象に「いのちと性の学習」が行われました。
■1年生では保健体育科の保健分野「心身の発達と心の健康」でも、体の発達や性とどう向き合うかについて学んでいますが、この学習会では、かけがえのない命を大切にすることを、命の誕生の瞬間に携わってこられた助産師さんに教えていただきました。

■「おなかの中の赤ちゃんがあんなに小さいことにびっくりした。」「大変な思いをして産んでもらったことがわかった。」「へその緒を初めて見た。」など、生徒たちの反応は様々でしたが、「昨日まで“生きていることが当たり前”と思っていたけれど、今日は生きている自分や親に感謝する。」など、“感謝”という言葉を多くの感想の中で見ることができました。これからの心と体の一層の成長に大きな糧となる学習会でした。

今、できること

■能登半島地震で被害を受けた地域への支援の動きを紹介します。
■生徒会では、「被災地のため今、自分たちができること」は何なのかについて相談しました。「被害にあった人々の中には自分たちと同じ中学生もいる」「学校も避難所として利用されているのをニュースで見た」
■大きな力にはなれなくても、地域は離れていても、浅井中学校も応援していることを伝えようと募金活動をすることを決めました。

■今週は校内で募金を募り、来週は地域の商業施設や道の駅で場所をお借りして募金活動を行う予定です。地域の皆さんにも被災地への関心と応援を呼びかけることにしています。

いのちと性の学習

■1月15日、3年生の「いのちと性の学習」が実施されました。
インターネットをはじめとする情報に溢れる社会の中で生きていく生徒たちに、「命」の誕生や性のこと、自分自身や家族、周りの人の存在を大切に想うことを自分のこととして考えていく学習会です。

■「いのち」と向き合うお仕事をされている助産師さんを講師にお迎えし、「命」の誕生や性のこと、自分自身や家族、周りの人を大切に想うことについて考える時間となりました。
■「生まれてきたことはすごいこと」「自分の命・人の命は尊いもの」ということから、これからの社会の中で考えていかねばならない「性の多様化」「正しい情報とSNS」まで、「いのちと性」について 多くの視点を教えていただきました。
■「自分らしく力いっぱい生きてほしい」あと2か月で卒業を迎える3年生にとっては、思いのこもったエールをいただいた学習会でした。

3学期始業式

【2024年1月1日に発生した令和6年能登半島地震で多数の尊い人命が犠牲となっていることに対し、深く哀悼の意を表します。また、被災されたすべての方々に心よりお見舞いを申し上げます。】

■1月9日(火) いよいよ3学期が始まります。まずは始業式からスタートし、気持ちを新たに学校生活を送る気持ちを高めました。
■1・2年生には、「ひとつ上の学年をしっかり見て、今のうちに何でも吸収すること」、3年生には「中学時代の最終目標とされるよう、その姿、その行動で後輩たちに教える」ということを話しました。

■また、生徒会からは、新役員の自己紹介と、これからの1年のスローガンが発表されました。
■新たなスローガンは 『 “完遂力” ~この瞬間を全力で~ 』

■何としてでもいい学校にしていってみせる、その意気込みを感じさせる発表でした。生徒会の皆さん、大いに期待しています!