琴線に触れる

■3連休明け、空は抜けるような青空でしたが、晴れた分、朝は何時にも増して冷え込みました。日陰は日が昇ってからもうっすらとした霜がなくなりません。

■そんな凛とした空気の中、今日2月13日は、1年生音楽科では筝(そう)を学びました。厳密には「筝」は「琴」とは違う楽器とされていますが、同じイメージでとらえる人が多いようです。今回は3名の先生をお迎えし、和楽器の音色を楽しみました。

■先生の説明や指示をしっかりと聞き、みんなで「さくら」を合奏したり、先生方の演奏「春の海」を聞かせていただくなど、とても興味をもって取り組むことができました。

■最後には講師の先生から「琴線に触れる」のお話を聞かせていただき、感動する体験のすばらしさを教えていただきました。ひょっとすると、今日学んだ1年生の中から、筝や琴を趣味として楽しむ人が出てくるかもしれませんね。

北陸の皆さんを応援します

■積雪による臨時休業明けの1月26日、生徒会役員たちが、学区内の道の駅や商業施設の一角をお借りして能登半島地震で被災された方々を応援するための募金活動を行いました。

■直接、自分たちの力をお貸しすることはできないけれど、何かできることはないか・・・。」その思いから相談をして実行することを決めた募金活動。
■募金という支援に加えて、地域の人々に被災された方々の生活に関心を持ってもらったり、自分たちも含めて防災や災害への備えに取り組んでもらいたいという思いも持っています。

■協力いただき、声をかけていただいた地域の皆さん、快く場所を提供いただいた事業所の皆さん、どうもありがとうございました。

授業を再開しました

■この冬一番ともいわれる寒波がもたらした雪は滋賀県でも各地で生活に影響を及ぼしています。本校でも1月24日(水)朝から降り続いた雪により、通学時の生徒の安全確保が困難となったことから、昨日1月25日(木)を臨時休業としました。
■今回は、短時間のうちにかなりの降雪量に達したため、校地内の除雪作業も間に合わないほどでしたが、職員作業に加えて長浜市の除雪担当の方々のご助力もあり、本日1月26日(金)朝より授業を再開することができました。

■かなりの遠方から徒歩 や自転車を押しながら登校してくる生徒を見ていると、雪にも負けないたくましさを感じます。
■また、今回はバスを利用して学校に通う生徒たちのために、バスの運行についても大変ご協力をいただきました。事業所の皆様、ありがとうございました。
■地域の多くの方々の支援があって学べていること、家庭の温かい協力があってこそ、安心して生活ができていることを生徒たちも再確認したのではないでしょうか。

いのちと性の学習(1年生)

■1月15日に続き、18日には1年生を対象に「いのちと性の学習」が行われました。
■1年生では保健体育科の保健分野「心身の発達と心の健康」でも、体の発達や性とどう向き合うかについて学んでいますが、この学習会では、かけがえのない命を大切にすることを、命の誕生の瞬間に携わってこられた助産師さんに教えていただきました。

■「おなかの中の赤ちゃんがあんなに小さいことにびっくりした。」「大変な思いをして産んでもらったことがわかった。」「へその緒を初めて見た。」など、生徒たちの反応は様々でしたが、「昨日まで“生きていることが当たり前”と思っていたけれど、今日は生きている自分や親に感謝する。」など、“感謝”という言葉を多くの感想の中で見ることができました。これからの心と体の一層の成長に大きな糧となる学習会でした。

今、できること

■能登半島地震で被害を受けた地域への支援の動きを紹介します。
■生徒会では、「被災地のため今、自分たちができること」は何なのかについて相談しました。「被害にあった人々の中には自分たちと同じ中学生もいる」「学校も避難所として利用されているのをニュースで見た」
■大きな力にはなれなくても、地域は離れていても、浅井中学校も応援していることを伝えようと募金活動をすることを決めました。

■今週は校内で募金を募り、来週は地域の商業施設や道の駅で場所をお借りして募金活動を行う予定です。地域の皆さんにも被災地への関心と応援を呼びかけることにしています。

いのちと性の学習

■1月15日、3年生の「いのちと性の学習」が実施されました。
インターネットをはじめとする情報に溢れる社会の中で生きていく生徒たちに、「命」の誕生や性のこと、自分自身や家族、周りの人の存在を大切に想うことを自分のこととして考えていく学習会です。

■「いのち」と向き合うお仕事をされている助産師さんを講師にお迎えし、「命」の誕生や性のこと、自分自身や家族、周りの人を大切に想うことについて考える時間となりました。
■「生まれてきたことはすごいこと」「自分の命・人の命は尊いもの」ということから、これからの社会の中で考えていかねばならない「性の多様化」「正しい情報とSNS」まで、「いのちと性」について 多くの視点を教えていただきました。
■「自分らしく力いっぱい生きてほしい」あと2か月で卒業を迎える3年生にとっては、思いのこもったエールをいただいた学習会でした。

3学期始業式

【2024年1月1日に発生した令和6年能登半島地震で多数の尊い人命が犠牲となっていることに対し、深く哀悼の意を表します。また、被災されたすべての方々に心よりお見舞いを申し上げます。】

■1月9日(火) いよいよ3学期が始まります。まずは始業式からスタートし、気持ちを新たに学校生活を送る気持ちを高めました。
■1・2年生には、「ひとつ上の学年をしっかり見て、今のうちに何でも吸収すること」、3年生には「中学時代の最終目標とされるよう、その姿、その行動で後輩たちに教える」ということを話しました。

■また、生徒会からは、新役員の自己紹介と、これからの1年のスローガンが発表されました。
■新たなスローガンは 『 “完遂力” ~この瞬間を全力で~ 』

■何としてでもいい学校にしていってみせる、その意気込みを感じさせる発表でした。生徒会の皆さん、大いに期待しています!

生徒会・リーダー研修会より

■本日は午前より、先日引継ぎを終えたばかりの新生徒会役員のリーダー研修会が実施されました。寒波も峠を越えたとはいえ、朝はやはり冷え込みます。しかし、その寒さを跳ね返すような熱気で取り組む姿がとても頼もしく思えました。

■リーダー研修会に先立って、新生徒会長、副会長の認証を校長室にて行いました。3名とも引き締まった面持ちで認定証を受け取りました。握手の手をしっかりと握り返したその顔はよい緊張感にあふれています。

■生徒会長のあいさつで幕を開けた、新生徒会。生徒会顧問の先生は、「役員としての誇りと心構え」、そして「最後までやり切るんだという覚悟を持つこと」をお話しされました。
■まだ、わからないこともたくさんあろうかと思いますが、会長、副会長をはじめ頼りになる仲間がたくさんいます。みんなの力を結集し、新生徒会ならではの活躍を期待しています。

2学期終業式 年末年始も元気で!

■本日は2学期最終日、部活動などを除くと多くの生徒が今年最後の登校となる日です。降雪などの予報も出ていましたが、好天に恵まれ、各学級とも気持ちよく締めくくることができました。
■終業式はオンラインで行い、生徒たちは教室のモニターで式に参加します。式では、1年の区切りという大きな節目にしっかりと目標を立て、1年後にありたい自分の姿を思い描くことを期待し、
「一年の計は春にあり、一月の計は朔(ついたち)にあり、一日の計は鶏鳴(けいめい)にあり」ということばを紹介しました。

■また、放課後には新旧生徒会の役員による引き継ぎ式が行われ、生徒会活動のバトンが次の浅井中学校を担うメンバーにパスされました。

■旧生徒会執行部の皆さんが、いろいろな変化を学校に与えてくれたこと、エネルギッシュな活動ぶり、本当に頼もしく感じていました。3学期も後輩たちへのアドバイスをぜひともお願いします。

■それではみなさん、よい新年をお迎えください。

白杖(はくじょう)体験をしました

■12月15日(金)、1年生がクラスごとに白杖(はくじょう)体験をしました。視覚にハンデを持つ人が生活の中でどのような支援があるとよいのか。生徒たちは普段の生活の中では感じずにいる不安や、支援があることによる安心感を体験しました。

■ゲストティーチャーとして社会福祉協議会からお二人の先生が駆けつけていただきました。

■後半はアイマスク体験です。介助する側、される側それぞれの経験をすることで、普段の生活にも活きる言葉かけ、ちょっとした気遣いに気付かされました。

■ 自分の名前を伝えてから補助したほうが、相手に安心感を持ってもらうことができるかもしれません。曲がり角や階段の前では早めの声掛けが良いかもしれません。 「自分が困るとしたらこんなことなのかな。」相手を思いやるということは相手の身になって考えるということでもあります。
■いろいろなことを感じた体験でしたが、今回、経験をしてみたことで、「自分でも支援することができるかも」と思えるとよいですね。