春が待ち遠しい

■本当に久しぶりな気がします。第1期の改修工事が始まって約5か月、久しぶりに校舎にかけられていたシートが外され、現在の様子を見ることができました。

■これまでは清潔感を感じさせる白を基調とした外壁でしたが、落ち着いたカラーに仕上げられています。「少しだけ隙間からのぞけた。」と話す生徒によると、「中もすっごくきれい!」とのこと。

■まだ途中ですので、近くまで行って見ることはできませんが、教室の中はこれからでしょうか。

■やはり、校章を見ると学ぶ気持ちも高まってきます。春の2回目の引っ越し作業を終えて、ここで生活するのが本当に楽しみです。(同時に西側の改修工事がスタートします。)

夢の中を泳ぎ続ける

■いよいよ12月。湖北地方でも伊吹山に3度目の冠雪が見られ、「そろそろ雪が降るのかな」という声がちらほら聞かれるようになってきました。

■12月1日、浅井中学校PTAの主催による親子研修会が行われ、地元浅井地区出身のシンガーソングライター、小林未奈さんのお話を聞かせていただきました。
進路決定を目前に控えた3年生には自分の信念を持ち続ける気持ちの強さを、これからキャリア教育を学んでいく1・2年生には一人ひとりが持つ夢の追い方はそれぞれであることを、ご自身の経験を交えながら話してくださいました。

■自身で作詞、作曲をされた歌にもメッセージが込められています。

■「言い訳ばかり考えている自分に気がついた」自分の進むべき道は自分で探すことしかできない…。これからの自分に対する焦りや心配、不安な気持ちを抱えることもある中学生にとって背中を押してくれるエールを込めた歌声に、会場からは自然な拍手が送られていました。
小林美奈さん、どうもありがとうございました。私たちも小林さんを応援しています!

子ども美術展覧会

■11月23日~26日、湖北まちづくりセンターにおいて『第75回長浜市子ども美術展覧会』が開催されました。平面・立体・書写それぞれの部門で「最優秀」、「優秀」に選考された作品が展示されました。浅井中学校から中学生の部に出展された作品を紹介します。中学生の感性や表現をぜひご覧ください。

■『平面の部』

■『立体の部』

■『書写の部』

■どれも素晴らしい作品ぞろいでした。どの作品からも、作品に取り組む丁寧さ、根気強さが求められていたことがうかがえます。作品が出来上がるまでの『見通しをもって取り組むことの大切さ』を教えてくれる力作の数々でした。

学び方もいろいろ・・・

■授業には教科や単元によっていろいろな形があります。どの先生も「どのようにしたらもっと興味を持ってくれるだろう」「活発に自分の考えを発信させたいのでこんなことをやってみよう」と工夫に余念がありません。今回はそんな授業の一コマを紹介します。

■この日の国語のテーマは「立場を尊重して話し合おう」です。異なる主張をぶつけ合うだけではなく、お互いの意見を理解しながらよりよい結論をつくりあげようというのが目標です。タブレットで自分の意見を見てもらったり、全体で発表したりといろいろな力を総動員です。

■この日の国語は、ノートはとりませんでした。筆記用具も使いません。でも、とても勉強になったと思わせる授業でした。

■続いての紹介は技術の授業です。「みんなが使う電気を作る仕組みとは?」のテーマで、実際に発電をやってみながらの授業です。 電力会社の皆さんに ゲストティーチャーをお願いし、専門家の指導の下、実験に取り組みました。

■「発電」と聞くと、大きな設備、扱いを誤ると危険な作業というイメージをする生徒もいたかもしれませんが、手に取ることで身近に感じる機会となったのではないでしょうか。

■教科書の図で見たり、動画で見たりすることでも勉強できますが、いろいろな角度から見て、感触を確かめながら、好奇心を持つことは知識に勝るとも劣らないものを身につけることとなります。それが「経験」です。

襷をつなげ!

■11月8日(水)、晴天の好コンディションのもと、浅井ふれあいグラウンドにて第8ブロック駅伝競走大会が開催されました。浅井中学校からは男子2チーム、女子1チームが参加、抜群のチームワークで襷(たすき)をつなぎ、男女とも好成績を収めてくれました。

■結果  男子
     『浅井中学校』  3位
     『浅井中学校A』13位
     女子
     『浅井中学校』  3位

■浅井中学校駅伝チームは第8ブロック代表として、11月17日(金)に野洲市の希望ヶ丘文化公園で行われる県大会への出場が決まりました。
■今回、チームとして 男女ともが3位という好成績を収めましたが、区間賞(各区間のトップタイム)はチームにはいません。いわゆる『エースランナー』の活躍による3位ではなく、すべての選手の総合力で勝ち取った3位です。
 苦しくとも次の選手に繋ぐ。頑張った仲間の思いを心のエネルギーとして走る。選手として走ることはなくても裏方として支え、励ましの声援を声の限り送る。
 いろいろな形の頑張りというピースがピタッとはまった見事なフィニッシュでした。県大会での健闘を祈ります。

体も動く、心も動く

■今回は3年生の授業の一コマです。
■3年生の体育ではソフトボールの授業が始まりました。この日はバッティングに取り組んでいました。男子も女子もそれぞれのグループに分かれ、トスされたボールを打っています。「タイミングはどう合わせるの?」「どうしたらしっかりと当たるの?」と、グループごとに教えあいながらバットを振っていました。
■3年生は部活動も終わり、体を動かすことが少なくなったためか、体育の時間を待ちどおしく思っている生徒が少なくないようです。

■続いては道徳の時間の様子です。この日は長浜市、米原市の道徳授業の担当の先生方が授業を見に来られました。この日のテーマは「きまりの意義を考えよう」です。「きまりってなぜあるのだろうか」「なぜ守らなければいけないんだろうか」について、自分の意見をタブレットでまとめ、他の意見にも耳を傾けています。

■将来、社会に出ていく生徒たちにとって、法律やルールはそれを守ることにより、自分たちも守られるものとなります。形だけ守るのではなく、意義をしっかりと知って守る人に育ってくれることを願っています。

今日から「読書週間」

■今日、10月27日から11月9日までの2週間は「読書週間」です。
■終戦まもない1947年、「読書の力によって、平和な文化国家を作ろう」という決意のもと、出版社・書店と公共図書館などにより、読書、本のすばらしさを広めようと『読書週間』が始められました。

■浅井中学校図書室も昼休みに開館されています。さて、どんな様子なのでしょうか?

■ ~読書推進運動協議会HPより~
電子メディアの発達によって、世界の情報伝達の流れは、大きく変わろうとしています。しかし、その使い手が人間であるかぎり、その本体の人間性を育て、かたちづくるのに、「本」が重要な役割を果たすことはかわりありません。 暮らしのスタイルに、人生設計のなかに、新しい感覚での「本とのつきあい方」をとりいれていきませんか。

ものづくりを学ぶ

■最近、廊下を歩いていると技術科教室(木工・金工室)から、『ギコギコ』『トントン』とにぎやかな音が聞こえてくるようになりました。現在、1年生は技術科で木工の学習をしています。鋸(のこぎり)、金槌(かなづち)等々、ひょっとすると初めて使っているのかもしれません。安全に気をつけながら完成を目指して頑張る姿を紹介します。

■今やバーチャルの世界でいろいろなことが手軽にできてしまうことが当たり前の時代となりつつあります。そんな時代だからこそ、こんなものがあったらという『想像力』、完成に向けて何をしていけばよいのかという『見通しを持つ力』、出来上がったときに感じる『達成感』を体験を通して身につけたり感じることが求められています。

■実際の生活の中では、お店で完成品を買う機会の方が多いかもしれませんが、それを作っている人たちのこと、商品として売ってくださる店の人たちのことなど『仕事』というものについても考えるきっかけとなるといいですね。 

秋季総体・吹奏楽祭が開催されました

■10/20(金)、今日は、3年生の引退後、新しい体制となってからの初めての大会・発表会が開催されました。どの部も緊張感が感じられて初々しく、自分たちが練習してきたことを発揮しようと一生懸命に取り組む姿を見ることができました。どの部の生徒も応援に駆け付けると笑顔で挨拶をしてくれ、さわやかな印象です。


■天気予報では午後から雨の予報でしたが、無事に日程を終えることができました。
■応援に駆け付けることはできませんでしたが、陸上部、サッカー部、柔道部も今持っている力を発揮でき、次への課題を持ち帰ってくることができたとのことです。
■いつも、生徒の支えとなっていただいている保護者の皆様、指導者の方々、ありがとうございます。

調理室より

■9月に防災教室についての紹介をさせていただきましたが、今回は調理室で行われた家庭科での防災教育から、「緊急時の食」について学習している様子をお伝えします。


■家庭科では防災教育の中で、家庭科ならではの視点で災害に備えることを学んでいます。今回のテーマは「災害時の食」です。もしも停電などで電気が使えず、いつもの電気炊飯器でご飯が炊けなかったら・・・。食べることは人間のエネルギーの源です。身の回りにあるもので工夫しての炊飯にチャレンジしました。

■グループごとに協力しあって、炊飯に成功!しっかり炊けたご飯は味見もしました。想像よりもおいしく炊けていることに、皆、感心しきりでした。

■また、別の日には副菜づくりにも挑戦。餃子を作ってみました。

■自分たちで包んだ餃子。初めての生徒もいたと思いますが、仕上がりは写真の通り。焼き加減もよく、おいしく出来上がりました。

■もしもの時に「どうしよう」ではなく、「工夫してやってみよう」と思ったり、日頃から調理に少しでも慣れておくことが困ったときに活きてきます。機会があったら家族にも授業の成果を見てもらい、防災の話のきっかけになるといいですね。