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新規感染者の報道に心を痛め、少しでも心を上向きにできることを考えております。 さて、昭和(?)の人気アニメ「一休さん」のお話です。 年をとった一休さんが亡くなるとき、玉手箱のような一つの箱を用意させ、枕もとに集まった弟子たちに「この箱に私の遺言状が入れてある。私が死んだからといって、すぐに開けてはならぬ。本堂の仏壇の中に入れておき、100年・200年後になって、この寺の存亡の危機が生じ、人々が相談に相談を重ね、ありとあらゆる知恵を絞り、議論を戦わせても、もうどうにもならない……となったときに、箱を開けて読むがいい。そうすれば、その大事件の解決方法は立ちどころに分かるだろう。」と言い残しました。 数十年後、大徳寺(一休さんが修行した寺)の存亡に関わる大事件が起こりました。もうどうにもならなくなって、一休さんの遺言状を思い出し、玉手箱を開くことになりました。 そして、寺の長老が封を切り、声高らかに読み上げたのは、 「なるようになる。しんぱいするな。」でした。 みんなの心配は一気に吹き飛んだということです。 禅宗のお坊さんであった一休さんの言う通り、「やるだけやったら、くよくよと思い煩わずに、今を精一杯生きろ!」と励まされ、とても元気になりました。 「人事を尽くして天命を待つ」ということわざ通り、やれることは全てやり、あとは天に任せる。子も親も、そして教師も、今やれることに集中していきましょう。 |
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浅井中生ファイト 負けてたまるか!
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人間は、自分を甘やかせば甘やかすほど、心がすさみ、行動が粗暴になってくる。 自分をじっと見つめよう。 今、逆境と思っていることが、案外と自分という人間の心を豊かにしているものだ。 さむさ、ひもじさ、かなしさ、つらさ、さみしさが、私たちの眠っている細胞を目覚めさせ、生命力を高め、知・徳・体の調和のとれた人格づくりの手助けをしてくれる。 かなしさの体験により、よろこびが分かり、つらさの体験によって、ありがたさや感謝や思いやりが分かるものだ。 今、恵まれた生活をしている人は、このことに甘えていないで、自らの生活を律し、自らに課題を与えて努力精進しよう。、さみしさやつらさから逃げるな!今一度、自分に言い聞かそう。 |
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