|
||
江戸時代の儒学者・佐藤一斎の「言志四録(げんしろろく)」の中に、次のような言葉があります。 少(わか)くして学べば、すなわち壮(そう)にして為すことあり。 壮にして学べば、すなわち老いて衰(おとろ)えず。 老いて学べば、すなわち死して朽(く)ちず。 意味は、「少年の時に学べば、壮年(そうねん:働き盛り)になって名を残すことになる。壮年の時に学んでおけば、老年になっても精神的に衰えることはない。老年となってもなお学べば、死んでもその名前が残る。」です。 作家の神渡(かみわたり)良平氏は、その著書「いかに人物たり得るか」の中で、この言葉について次のように語っています。 「学問し、精進し、人物を練ることの意味をこれほど端的に表している言葉はない。一念発起することに、遅すぎるということはないことを語っている言葉である。 志ある人は、自らの運命さえ切り拓いていく。 人生の師とも仰ぐ人物や畏友(いゆう)とも呼べる人にめぐり逢わされ、彼らに刺激され、励まされて、自分も有意義な人生を創造していく。人生を生かすかどうかは、志しだいである。」 私たちが学ぶ内容は、年令と共に深くなっていくと思いますが、生涯を通して学習することの大切さをこの言葉は伝えています。 親や教師が志を持ち、生涯を学んでいく過程の中に、子育てや教育があるのではないでしょうか。 秋は澄心(ちょうしん)。読書の秋。勉学の秋。私たち大人も最も頭が冴える時期です。しっかり学びたいものです。 |
||
浅井中生ファイト 負けてたまるか!
|
||
秋季総体・吹奏楽祭は、各部ともよく奮闘した。特に柔道の南橋さん・千田くんは県優勝となり、金字塔を打ち立て、ソフトテニスの富岡さん・西山さんのペアは、悲願のブロック優勝に輝いた。 見えた課題の克服を目指して努力精進してほしい。 強い部・素晴らしいチームの大前提は、「あいさつ・返事・あとしまつ」であることを肝に銘じよう。特に「あとしまつ」が一番難しいが、一番大事だ。浅井中での自転車やはき物を揃える実践もこれだ!部室の整頓や、教室の掃除なども進んでやろう!黙って(サイレントで)できれば最高だ! 読書の秋。勉学の秋。この絶好の条件を逃してはなるまい。いよいよ中間テストだ!ど真剣に勉強しよう。自分を甘やかさず、ひたすら学ぼう。 学友を大切にし、語り合い、心豊かな人間になっていこう。浅井中ならできる、できる、必ずできる。 |
||
![]() |
||